
古ぼけた時計屋の地下にある「鎌倉うずまき案内所」。 旋階段を下りた先には、双子のおじいさんとなぜかアンモナイトが待っていて……。 「はぐれましたか」 会社を辞めたい20代男子。ユーチューバーを目指す息子を改心させたい母親。 結婚に悩む女性司書。クラスで孤立したくない中学生。 いつしか40歳を過ぎてしまった売れない劇団の脚本家。ひっそりと暮らす古書店の店主。 平成時代を6年ごとにさかのぼりながら、6人の悩める人びとが「気づくこと」でやさしく強くなっていく――。 うずまきが巻き起こす、ほんの少しの奇跡の物語。 読み終えたあと、必ず最初に戻りたくなります。