


Books in series

#1
大伝説の勇者の伝説 1 行く先未定の大逃亡
2007
えーと、そうだな。俺ってば頑張るとか、元気とか、やってやるぜーとかさ、そういうやる気ありそうな言葉、嫌いだからさぁ…。でも、今はちょっと違うわけだよ。だってさ、あの争い事が嫌いな英雄王さまが、異常になって戦争しかけてたりすんだぜ。非道な人体実験とかしちゃったりしてさ。親友の俺を殺そうとしたり、犯罪者として捕らえたりって、いったいどういうことよ?それでも、俺はシオンを救うことに決めちゃったから、ちょっとだけ頑張ってみるわ。でも、すぐには無理なんで、とりあえず、この国から逃げ出すことにする。じゃあ、行こうぜフェリス。「うむ、だんごを救う旅に出るのだな」あー、もう、それでいいやー―覚醒する真実の物語。ファンタジー・イノヴェーション、ついに開幕。

#2
大伝説の勇者の伝説 2 明日をも知れぬ大合戦
2007
三年ぶりにライナに会って。自分の気持ちが変わってないって、思い知った。眠そうな瞳を見て。寝癖のついた黒髪を見て。いまもまだ優しそうなとこを見て。やっぱり私は、ライナが好き。なのに、ライナには超絶美人な相棒がいる。ってことは私には勝ち目がないってことで…。でも、いまはそれより気になることがある。ライナの相棒は、シオンの放った追っ手に襲われたらしい。なんで、そんなことに?『南の化け物―シオン・アスタールから、ライナを救ってきてほしい』私を送り出す時の、ガスターク王レファルの言葉が、ひっかかる。彼が語った、古い古いお伽噺が意味するものは―ライナとシオンの旧友・キファが戻り、運命は違う側面を見せ始める。ファンタジー・イノヴェーション第2弾。

#4
大伝説の勇者の伝説 4 虚々実々の大幻惑
2008
人の命を喰らい力を発現する剣『グロウヴィル』に選ばれたエディア家に伝わる、お伽噺。それを語ってくれた父が、幼いレファルの誇りだった。強く、仲間を裏切らないガスタークの王。だから父との「狂ったグロウヴィルには、決して触れない」という約束を、守るつもりでいた。けれど、15歳になったレファルは思う。ストオルに故国を滅ぼされ、奴隷にされたこの3年。世界は願うほど、甘くも優しくもなくて。だったら――どんな力でも手に入れて、世界を変えるしかない。そしてレファルが『勇者王』と呼ばれるようになった世界で、運命の歯車は回り続ける――!

#6
大伝説の勇者の伝説 6 戦場に堕ちるアルファ
2009
「彼を助けて。彼は人間たちの王になろうとしているから」「ライナが、人間の王になるのを阻止すればいいのかい?」『未来眼』を持つ少女の言葉に、ティーアは聞き返す。すると少女は、ティーアの頬に触れながら答えた。「逆よ。彼を私たち人間と魔眼保持者たち――両方の王にする」ついに始まったゲイルフィックラントとガスタークの戦争。歴史上初めて国同士の争いに『忘却欠片』が使用される戦場。そこに、ライナはいた。繰り返される『忘却欠片』による攻撃、迫り来るガスタークの刺客。絶望的な状況で、ライナが聞いた己の中の『声』とは……!?

#7
大伝説の勇者の伝説 7 初恋と死神
2010
夢を視ていた。それは信じられないほど悲惨な光景。悪魔と呼ばれる化け物が、笑いながら、泣きながら、大勢の人間を殺す夢。大勢の人間が、塵となって消えてしまう夢……。ライナ・リュートは悪魔となった。大切な仲間を守るため、数百万という人間をその手にかけたから。それでも、キファは「何も心配しないで」と言う。トアレは「ライナさんを好きだから」なんて言う。そしてフェリスは頭を思いっきり殴る。真っ赤に目を腫らしながら。そして覚醒したライナの前に父・リューラが現れる。仲間を守った代償を抱えながら……!

#14
大伝説の勇者の伝説 14 剣の一族の告白
2013
ガスタークの刺客に毒を流し込まれたフェリス。解毒剤が欲しければライナとシオンに手紙を届けろと脅迫され――!? その頃、ライナは父の仇ルシルを捕縛し、フェリスたちに内緒で父の研究室に連れ込んでいた……。

#15
大伝説の勇者の伝説 15 悪魔の恋模様について
2014
愛する妹たちを守るため「悪魔」となったルシルと、そんな兄を心配していたフェリス。二人を長年にわたるわだかまりから解放したライナは、父が残した研究を継ぎ、この世界を滅びの運命から回避させるべく「がんばる」ことを決意する。だが、そんな彼の姿を嘲笑うかのように、メノリス―すなわちこの大陸の意志と接触したフロワードが、フェリスを狙って突然の襲撃を仕掛けてくる!倒れるフェリス、さらに襲撃の手はミルクやキファなど、ライナにとって大切な人々にも伸びていき…。神とニンゲンが相剋するファンタジー・イノヴェーション。

#17
大伝説の勇者の伝説 17 団子娘の出す答え
2017
『未来眼』の力で視た未来は、すべて十年後に世界が滅亡する絶望の結末だった。その未来を唯一狂わせる方法。それはライナが渇望しながら目を背け続けていたこと―自分が愛されてよい存在だと信じることだった。そしてライナは決意する。誰よりも長くそばにいて、共に旅をし、背中を預けて闘い、いくつもの窮地を乗り越えてきたフェリスに告白することを。「俺はおまえが欲しい。俺は独りじゃもう、無理なんだ」ライナの人生を賭けた言葉に、フェリスの答えは!?愛を手に入れ残酷な世界に抗う、ファンタジー・イノヴェーション!
Author

Takaya Kagami
Author · 62 books
Also known as 鏡貴也.