
ミレニアム 4 蜘蛛の巣を払う女 上
2015
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雑誌『ミレニアム』を発行するミカエルたちの会社は経営危機に陥り、株式の30パーセントを大手メディア企業のセルネル社に売り渡していた。ミカエルにも優れた記事がなく、時代遅れの記者との避難にさらされていた。そんな彼のもとに、ある男から大スクープになるという情報が持ち込まれる。人工知能研究の世界的権威であるバルデル教授が何か大きな問題を抱えているようなので、会ってほしいというのだ。男の話からリスベットが関係していると確信したミカエルは、彼女に連絡を取ろうと試みる。一方、アメリカのNSA(国家安全保障局)は、産業スパイ活動を行なう犯罪組織の関連会社からバルデルが革命的な研究成果を持ち出したため、彼の身に危険が迫っているとの情報を得る。折しも、鉄壁の防御を誇るNSAのネットワークに何者かが侵入した!
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Authors
ダヴィド・ラーゲルクランツ
Author · 3 books
Japanese variant. See David Lagercrantz. スウェーデンのジャーナリスト、作家。1962年生まれ。ストックホルム在住。大学で哲学と宗教を学んだ後、ジャーナリスト養成学校に通う。1993年までタブロイド紙『エクスプレッセン』の記者として活躍した後、作家に転身し、1997年にスウェーデンの登山家の伝記 Goran Kropp でデビューした。本書を刊行するまでにノンフィクション5作と小説4作を発表している。イギリスの数学者アラン・チューリングをモデルにした小説Syndafall i Wilmslow (2009年)が話題になり、世界15カ国の出版社がその版権を取得した。2011年には国際的なサッカー選手への百時間に及ぶインタビューをもとに描いた『I AM ZLATAN ズラタン・イブラヒモビッチ自伝』を発表、同書はベストセラーとなった。