吉川英治の長編伝奇小説。以下の全巻を収録。一 上方の巻二 江戸の巻三 木曾の巻四 船路の巻五 剣山の巻六 鳴門の巻あらすじ(Wikipedia:鳴門秘帖より)江戸時代中期、幕府打倒の陰謀が発覚した。幕府は、黒幕を阿波の徳島藩主たる蜂須賀重喜とにらみ、甲賀の隠密世阿弥を潜伏させる。しかしそれから10年、世阿弥は行方が知れず、その仲間の中には真実を知るために阿波潜入を試みる者たちがいた。虚無僧姿に身を包む隠密法月弦之丞(のりづきげんのじょう)もその一人である。世阿弥の娘であるお千絵は弦之丞に想いを寄せるが、弦之丞は隠密である関係上、その願いはかなわない。